小学校の学校公開に参加してきました。子ども達の教室や、理科室・図書室での授業を見て、さらに前半だけでしたが、道徳授業地区公開講座にも参加してきました。今年度は全学級で「生命の尊さ」について授業があったようです。
保護者向けの講演会では、日本国民の幸福度が140ヵ国中137位ということと、日本では小中学生の自殺率が高いという問題点を提示いただき、GDP世界4位、学力調査では数学リテラシーと理科のリテラシーは世界1位等、経済的に豊かで安定した日本という環境であってなぜ幸福度が低いのかという問いから考えていく内容でした。
ワークシートも1枚配られました。「自分について考える」というテーマで7つの質問に答え、自己肯定感のセルフチェックをするものです。講座の中では、親が自分の子どもになったつもりで、チェックしてみるというものでした。
長女と次女とどちらのつもりでチェックをしようかと考え、長女は、比較的自己肯定感の高い回答をすると思われましたので、今回は次女が答えるかもしれないと思うものを慎重に選んでみました。できないことにぶち当たるとちょくちょく弱い姿を見ているので、例えば7問目、「自分はやれば『なんでもできる』人間だ」あたりは、6段階評価で低い方をつけるかもしれないなぁなどと思いながら付けました。
講師の方のお話を拝聴する中では、家族間で「おやすみ」「おはよう」をしっかりと気持ちを込めて伝えるということが、家族に「たいせつ」にされていると感じるかどうかに大きな影響があるという話が、心に残りました。もちろん、しっかり言いたいという気持ちを持っていますが、ついつい毎晩早く寝ないことを責めるような声掛けで終わってしまったり、早く早くとせかせて声掛けが終わってしまったりと反省すべき点がずるずると思い出されました。
ぜひ今夜から「おやすみ」「おはよう」をもっと意識的に大切に言っていこうと思いました。後半聞けなかったのが残念ですが、前半だけでもとても気づきのある時間でした。
帰宅後、ワークシートが面白かったので、娘2人とパパにもチェックしてもらいました。次女も私が慎重につけたものよりも肯定的な回答をしていましたし、2人とも「自分には『いいところ』がある」という設問にとても肯定的な回答をしていたので、親としては安心しました。2人の自己肯定感は安定していそうです。意外にもパパも自己肯定感がしっかりと高そうでした。
私の自己肯定感は高い方と思っていましたが、3人に比べたら低いかもしれません。毎日の挨拶から自分自身も大切にしていきたいと思います。