家から徒歩含め所要時間20分はみたい駅での待ち合わせ、8:12。

長女を、起こしたのが8:02。間に合うわけがありません。

大慌てで準備をし、待ち合わせには間に合わない旨を連絡し、急遽目的地までパパの車で送ってもらい、長女はなんとか遅刻せずにすみました。

しかし、私に遅刻連続3回を経験したことがあります。大学で、ラクロス部の活動をしていた頃です。

ラクロス部は後発の部活の為、練習グラウンドはなく、他の部活がグラウンドを使用する前、朝に練習が始まります。

7:00からスタートでしたので、私はいつも5時代の始発に乗って朝練に向かっていました。

2年生だったか3年生だったか、ある日寝坊して初めて遅刻をしてしまいました。

この遅刻初日、遅刻確定で練習に向かう時の気持ちは、もうひどいものでした。

もちろん次の日は絶対に早く行こうと思っていましたが、なんと2日続けて寝坊してしまいました。その時の落ち込みはそれはもう深く、どん底の気分でした。練習中も嫌な気持ちを引きずります。

というのも、私はそれまで決定的な遅刻等してきませんでしたし、全体的に自身を信頼していました。

ところが、なんと、次の日も遅刻してしまったのです。

もうおしまいです。自分が信じられません。

気持ちはめちゃくちゃ。電車に乗る時間は約90分程ありましたので、そこでぐるぐる考えていたりしたと思います。

でも、ふと気がつきました。

もう遅刻することには変わりがない。そうであればこの通学90分の時間をくよくよと過ごそうが、楽しい気分で過ごそうが、遅刻という結果は変わらないのだから、それなら「良い気持ちで過ごすほうが良い」という考えに辿り着きました。

この3回連続の遅刻は、私にとってインパクトの大きい出来事でした。

・自分自身への信頼の崩壊

・開き直りの精神獲得

・失敗の受容

これらの気づきが、その後の人生に好影響を与えているかと、良い面に目を向けるとレジリエンス力をつける一歩になったかなと思います。

悪い面に目を向けると、いつまでたっても私自身を信頼できないという、それで良いのかもしれませんが、もの哀しい感傷が拭いきれません。