ただ今『デジタル脳クライシス〜AI時代をどう生きるか』酒井邦嘉著を読んでいます。
一読し改めてタイトルを見て、「デジタル脳」「クライシス」どちらの言葉も良く分かっていなかったことに気がつき、調べてみました。
デジタル脳とは、デジタルスクリーンの影響により子供の脳が壊れ始めている状態のことだそうです。※『子どものデジタル脳完全回復プログラム』ヴィクトリア・L・ダンクリー
クライシスとは、一般的に危機や重大なトラブルのことを意味しています。※一般社団法人デジタル・クライシス研究所
これらを踏まえると、1つ気になったことがありました。
ここ数ヶ月、私は長女の姿を見るとすぐにイラっとしてしまいます。
なぜか。それは、私が帰宅して長女を目にする時、いつもスマホでYouTubeを見ている姿だからです。そして、何度言っても夕飯の準備も手伝わないし、最近は話しかけても返事もないので、強い口調で言うと、「え、聞こえなかった」という返答が返ってくるからです。
日々、「今日は長女と仲良く過ごそう」と心に決めて帰宅するのですが、その淡い希望は、姿を見て声をかけた後、瞬時に泡と消えてしまいます。
この長女の態度は、小学6年女子の反抗期の一部だと捉えていました。
でも、そればかりではないのかもしれません。もしかしたら、デジタル脳クライシスの入口ではないでしょうか。
長女の態度が、反抗期の影響ではなく、デジタル脳クライシスの影響であるのなら、真剣に対応策を考えなければなりません。
思い起こせば、今年の1月から長女は、自分のLINEアカウントを持ちました。それまでは、母である私のアカウントで、必要最低限友達とのやり取りをしていました。
しかしながら、徐々に友達とのやり取りも増え、親友から朝一番に連絡がきたりしていたのを私が長女に伝えられないことも重なり、作成を容認しました。
それから、少しずつ友達ともダイレクトにやり取りしはじめ、最近では、私から長女への連絡事項も家族LINEでしてしまうことが増えてきてしまっていました…。
ここに1つ、私が出来る対策がありそうです。
長女へのLINEでの連絡を減らしたいと思います。
必要事項は、どうしてもの緊急連絡以外は、必ず直接話して伝える。どうしても必要があるなら備忘録としてLINE連絡をするぐらいに使用頻度にしたいと思います。
いつも、長女にYoutubeを見る時間を減らしてほしいと口すっぱく伝えています。それでも全く変わりません。とにかく長女には響かないのでしょう。それも分かります。
私は便利に利用しているLINE連絡を減らせるでしょうか。手軽で便利なことを辞めるのには、このままではいけないという危機感と、強い意志が必要です。
まずは、私の対応から。デジタル脳クライシスに、抗ってみせます!