この2日間、なぜかやたらと疲弊しています。しかし普段より時間的に余裕のある日を過ごしているのです。それなら疲れないはずですのに、なぜかエネルギーが充電されません。

なんだかなぁと過ごしていましたが、何が足りないのか見つけました。

東急線沿線でもらえるフリーペーパー『SALUSE 3月』の「宇宙のカケラ」で佐治晴夫氏の文章です。

「実は、人間世界における関係性は、まさにこの身体感覚を介して生まれます。それは、SNSなどを通して瞬時に築かれる人間関係とは別物です。その関係性の根幹にあるものは、どんなにささやかなことであっても“他者の幸せに関与できた”と感じることによってもたらされる自らの幸せ感です。あるいは、逆に、他者への感謝です。」

あぁぁ。完全にこの2日間、“他者の幸せに関与できた”と小さな出来事もありませんでした。

役に立てそうなことがあったけれど、結局できなかったことが2つありました。1つは日程を間違えててできず、もう一つは押しが足りなかったのができずでした。でも、それはただ「予定が空いただけ」と認識していましたが、それは心にとって、それだけではなかったのだと、この文章を読んで気がつきました。

今まではすこぶる忙しくても心は元気な時がよくありました。きっとそういう時は、ささやかでも「他者の幸せに関与できた」という実感があったのかもしれません。確かにそんな気がします。

これが、私にとってのエネルギー源だとしたら、これからは「他者の幸せに関与できた」と思える行動かどうかで、予定を組んでいけば良いでしょう。

今はエネルギーがありませんが、大事なことに気がつけました。