ある夜、お風呂に入ったら「右膝が痛い」と長女。
「え?今?急に?なんで?」という思いが母としてはありました。
お盆休みで、スポーツも習い事もない日が続いて明日からバレーボールの練習が再開するという前夜です。
ひとまず、寝たら良くなるのではという期待を胸に翌朝。
起きてきて開口一番、「普通に歩けないくらい痛い…」と言います。
なんということでしょう。バレーボールは今日も終日練習で、明日から3泊4日の合宿の予定です。
痛みの原因がはっきりしないと休むも休まないも決められません。
急いでかかったこのとある整形外科(リハビリクリニック)を受信しました。
レントゲンを撮り、超音波でも見てもらいましたが、はっきりしたことは分からず。
「オスグッドの可能性があるので、一週間は安静にしてください。合宿は行っても良いけど、痛い動きはしないように」とのアドバイスをいただきました。
丁寧に見ていただいたけど、結局、家でネット検索したことから情報がほぼ更新されず、どうしたものかとバレーボールの練習へ行きました。
今日の練習と、合宿参加をどうするか相談と思っていました。
しかし、バレーボールの場では、保護者もコーチも小学生メンバーもみんな、膝の痛みは当たり前な風土でした。
•オスグッドや成長痛はみんな達る道。
•練習出るのは当たり前。
•合宿休むなんてとんでもない。
•痛みに慣れながらやっていくもの。
初めにそれらを聞いた時、私は不安でした。自分の痛みならどれくらいまで大丈夫か等ある程度経験で分かります。
よく思い出してみれば、私の小学生時代もしょっちゅう足は痛いものでした。
中学時代は踵が痛すぎて地面につけられないという時期もありました。
でも、それで良かったのか、娘の痛さも同じようなものなのか、分かりません。
本人ももちろん不安そうです。
とりあえず、無理はしないと約束をして、コーチにもチームメンバーにも膝が痛くて無理はしたくない旨を伝え、練習参加。
はじめは明らかに変な歩き方をしていましたが、だんだんと傍目には気にならなくなる動きになってきました。
そのまま、練習の様子を見ていましたら、他の保護者の方が寄り添ってくれて一つアドバイスをくれました。
「成長痛は、精神的なことも大きいことがあるらしいですよ。お兄ちゃんのサッカーの監督が言ってました。不安がある時に、痛みが出たりすることもあるようです。だから、実際に手を当ててあげる、手当てをしてあげると本当に良いですよ。」とのこと。
それはとても思い当たることでした。
明日から初めてのバレーボールの合宿という日です。久しぶりの練習日でもあります。
さて、その日、練習終わっての帰り道、明日は合宿どうする?と聞くと、「絶対に行く!」と本人前向きになっていました。
家に帰ったら、手当をしてあげようと、強く思いました。
まだ膝の痛みはあるようですが、練習前よりは良いようです。
無事に合宿参加できますように。