久しぶりの在宅勤務、いつもより少し落ち着いた気持ちで業務に取り組んでおりました。
あっという間に14:00です。
すると、玄関先が騒がしくなり、娘2人が帰ってきました。
曜日にもよりますが、14:00過ぎに帰ってくることもあるんだな、早いものだなと思っていました。
その後、2人はお互いにTVを見たり、YouTubeを見たりしています。
私は2人の様子が見えるので「手を洗いなよ」「先に宿題やりなよ」「今日はどうだった?」と声かけします。
しかし、なかなか手を洗いに行かないし、宿題なんて出しません。ずーっとそれぞれの好きなものを見ています。
その様子が見えてしまうと、私はイライラ。これは、普段出勤時には知らずにいられること、イライラせずにいられることです。
そのため、たまたま在宅している日だけブツブツ言ってもしょうがないし、それで子ども達の何かが変わるわけがないと思い、TVやYouTubeばかり見ていることへのイライラと、宿題やったりもっと良い時間の使い方をしてほしいと思う気持ちを、背もたれにあるクッションの中に詰め込んでみないようにしました。
この日は娘2人にはそれぞれ夕方から習い事がありましまので、時間になったら準備をして家を出て行きました。
ふぅぅ。私の心も一息つけます。
そんな時に思い出すのは20代の頃に良く読んだり聞いたりしていた斎藤ひとりさん(「スリムドカン」などのヒット商品でおなじみの『銀座まるかん』創設者)の言葉。
「困っていない人には、困ったことは起こらない」
今2人はTVやYouTubeを見て時間を過ごしていても、今は困らないのでしょう。そのため外野の私が言ってもへのカッパです。
困らないなら、まぁ、見るのをやめなくても良いかもしれません。
「将来困るよ」と言ったところで、明日よりも今が大事な娘達に届くわけがありません。
自分たちの毎日の中で、もっとやりたいことや、うまくいかないことが出てきて、きっと自分で変えるのでしょう。
その時を信じで待っていれば良いはずです。
そう、物分かりの良い人モードの私は思います。しかし、未熟な母としては、それで良いのか、2人にとって何が良いのか、悩みはつきないのでした。