子育てをしていると、夫や子どもへの言葉かけをアイメッセージに出来ると良いですよというアドバイスを良く目にします。

アイメッセージとは「わたし」を主語にして主張する方法で、例えば「(あなた)ちゃんと連絡してよ!」と言いたいところ、「(わたし)連絡がもらえなくて困ったの」という感じです。

主語を「わたし」にすることで、自分の感情を相手に伝え、それを聞いた相手がどうするかは、相手の判断となります。

すると、一方的に妻が夫にぐちぐち言ったり、母が子どもにガミガミ言うことにはなりにくく、建設的な話し合いができるようになるそうです。

なるほどなるほどと思い、ところどころ意識してやってきたつもりです。

今日は、チアリーディングクラブで娘さん2人がここで活躍してい先輩ママから、大会時の髪型についてレクチャーを受けました。

私が娘にそれらをやるには2時間は必要というボリュームのものでした…。

先輩ママは、その髪型やメイクを教えてくださる合間に、大会へ送り出す母の心構えなども教えてくださいました。

中でも私が仰天したのは、荷物の確認をする時の声かけです。

先輩ママは、娘さんが良い気持ちで家を出られるよう、気持ちを逆撫でしないよう、心を配って朝の慌ただしい準備をされるそうです。

そして、このヘアセットやメイクを完璧にすることが、母が大会当日に娘達にできる最後の応援と心得ていらっしゃったとのことです。

そして、娘さんが用意した荷物の確認は夜中にこっそりし、もし忘れ物があった時などは、翌朝に「忘れものない?」などと聞くのではなく、「私の心配を払拭するために、荷物の再確認をさせて」と伝えていたと教えてくれました。

なんて愛情深い配慮をされていたのでしょう。

私は今まさに娘達の忘れ物確認を日々ダイレクトにしていて、「◯◯はもった?」「忘れ物しないでよ!」と声かをしてしまっています。挙げ句の果てには何かを忘れたと聞いたらならば「あんなに言ったのに!」と追い討ちをかけるような声をかけてしまっています。

反省。

明日の朝の荷物確認では、「私が心配だから荷物の確認をさせて」と言いたいと思います。