2025年4月より、育児時短就業給付が始まります。
内容は、2年以上加入している被保険者が、2歳未満の子を養育するために時短勤務をする場合、男女関係なく、時短勤務中に支払われた賃金の10%の給付です。
良いです。時短勤務者にはちょっと嬉しい給付になります。うちの子はもう対象外になってしまいましたが、ありがたい制度だと思います。
でも。
なんで育児で時短を取ると給付があるの?と、対象者でない場合、思わない人はいないのでは?と思います。
私も育児を理由に、時短を取ったり、残業を免除してもらったり、急な休みをもらってきています。当事者としては、他にどうしようもなく取らせていただいているつもりなのですが、外から見れば「またか」とか「子育て中だからってずるい」と思われても仕方がないことだと思います。
今日は、スポーツ施設の店長経験者から、2泊3日の特別な勤務など、どうしても若い人や独身の人にお願いせざるをえなくなってしまい、不公平感が生まれてしまうのが難しいという話を聞きました。
当事者でありながら、「子育て世代ばかり」と思うことはままあります。気持ちの良いことではありません。
ダイバーシティとかウェルビーイングなど、心身ともに健康であることが目指されています。
子育ても、介護も、病気も、推し活も、趣味も、リフレッシュも、どれも同じように同じ権利として、休みや時短を取れるようなフラットな環境が職場で醸成されると良いのになぁと、思います。