もともとは一般の企業で働いていて、50歳で退職して、ケーキ屋さん始めた女性の話を聞くことができました。
お子さんが大学生となり学費の目処もたったところで、50歳早期退職をされました。はじめは派遣などで働いても良いかなとお考えだったそうですが、元同僚達から「ケーキ屋さんをやって」と勧められ、色々なご縁もありケーキ屋さんを始められました。
それからもうすぐ13年とのことです。
50歳からケーキ屋さんをスタート出来ると聞くと、とても勇気が湧いてきます。
けれども、やはり並大抵ではできないことがよく分かります。
まず、資金計画は綿密に立てる必要があるとおっしゃいます。まず1年は収入がなくてもやっていける蓄えが必要とお考えでした。
そして、店舗を借りるか購入するか、場所をどこにするか、広さはどうするか内装はどうするかなどなど検討します。借り入れはしないことを選択されました。
そしてコンセプトが尖っていると感じました。
まず、食品ロスを極力出さないお店にしたいという思いです。そのため、焼き菓子を中心として始めるられました。そして加水率の低いお菓子、だけれどもしっとりと感じられるお菓子になるよう工夫されています。
そしてもう一つ、ケーキとは体に悪いお菓子とおっしゃいます。だから、良い素材を使い1つ食べれば満足できるように美味しく作ります。そして、お客様には健康のために、お茶を用意して椅子に座ってゆっくり食べてもらいたいと願っているそうです。
このよなコンセプトをお持ちと伺えて、よりこちらのケーキが好きになりました。
そして、最後におっしゃったことが、私にじわじわ浸透てきました。
「好きなことを、できるようにしましょう」
もし、好きなことを仕事にしたいなら、できるように、誰よりも上手になるための努力をすれば良いでしょう?と。
好きなことなら突き抜ける為の努力ができるはず。できるはず!Yes!!