とても優しくて働き者の先輩の送別会がありました。
彼女の異動先の直属の上司が、こてっこての関西人でキレッキレの女性ということです。
そんな話題から、現在のチームメンバーで関西出身の2人から、「これからは、オチのある話をしなければいけませんよ。練習しましょう!では、時計回りに1人ずつ」と、その2人からオチのある話を話し始めました。
2人とも、その時の状況や背景の説明からオチに向けて詳細にストーリーを繰り出し、最後にみんなの「えー!?」を引き出していました。
さ、さ、さすがの関西っ子です。
私は海もない埼玉県で田んぼに囲まれてのんびり育ち、オチのある話をする文化ではありませんでした。
オチのある話をしよう!と言われてもかなりハードルが高いです。そもそもオチとは、何を最後に持ってくれば良いのかも分かりません。
しかし、トップバッターで話した、大阪寄りの兵庫県で生まれ育った彼女は、家族内で幼少の頃からオチのない話をしようものなら「で?オチはないんかい」とつっこまれて育ってきて、オチのある話をするのが当たり前のようです。
埼玉県育ちの私とは生まれ育った環境・文化が、全く違います。
オチのある話とはなんぞやと、ネット検索してみました。
・「オチ」とは、一般的に物語の結末のことを指す言葉です。
・「オチ」とは、必ずしも笑い話だけの考え方ではありません。
・オチを使うためには、話の流れを組み立てたり、伏線を用意したうえできちんと回収する必要があります。
・オチに繋がるような材料を話に散りばめ、最後に開示する
(お笑いTV)
・オチ(ゴール)を考えると、そこに向かうための必要な情報が決まっていきます。つまり、その話の中で一番伝えたいことから考えて、その一番伝えたい重要なことにつながる必要かつ最小限の情報をポンポンと入れていくのです。(日経フロスウーマン〜話がうまい人は「オチから逆算」どうやるか?〜)
オチとは、必ずしも笑いがなくても良いのですね。結局、納得感のある終わり方がどうかのようです。
一番面白い、伝えたい事を決め、それに向けてネタを組み立ていく。
今回もまったく出来ていません。