私がナマケモノに魅力を感じたのは中学2年の総合的な学習の時間だったと記憶しています。

私の班は、絶滅危惧種の動物の絵を描いたり紙粘土で作ったりしました。

そこで私が選んだのがナマケモノでした。移動速度が分速2mとか、体に出来た苔を食べて生きているとか、省エネライフと独特な垂れ目に見える表情に惹かれたと思います。

私にとって、どれほどナマケモノが特別だったかというと、私の伴侶を探しあてるキーワードを、「ナマケモノを飼ってみたいと思う人」と定めたくらいです。

ちなみに今の夫は、その質問をしたところ、「飼う飼う」と即答してくれたので、めでたく一緒になれました。

そんなナマケモノ推し20年を越えてきましたが、最近はナマケモノが可愛いキャラクターとして街中に溢れていると感じています。

ディズニーの「ズートピア」でも良い味をだして登場していますし、ぬいぐるみもゆるキャラ路線であまた並んでいる状況です。

ナマケモノが愛されすぎているので、そろそろ他の動物を探そうかなと思っていたところ、熊本県の熊本市動植物園で、出会いました。

だらりと木に寝そべっているビントロング。

そのダラリ具合がなんとも言えず素晴らしい脱力スタイルです。

そして、まんまるな茶色っぽい黒目に魅せられました。

ビントロングは、別名(クマネコ/クマジャコウネコ)といい、学名(Arctictis binturong)で登録されているようです。

ネット検索してみると、人懐っこい性格でもあり知っている人には人気ものの側面もあるようすが、でも、良しとします。

もともと、ウォンバットや、タスマニアンデビルも好きなのですが、彼らにも似ているように感じます。

ビントロング、気にしていこうと思います。