次女がお姉ちゃんのお誕生日に、300ピースのシマエナガのパズルを買ってプレゼントしました。約2,000円くらいしています。

基本的にお小遣いのない次女には、大金ではないかと感じましたが、シマエナガが大好きなお姉ちゃんが喜ぶはずと、決めた姿は凛々しいほどでした。

お姉ちゃんは大喜びし、パズルをやり始めました。枠からつなげ、3羽のシマエナガの姿をどんどん浮き上がらせていきます。

3羽の周りは、濃淡がほんのりとある紺色の背景です。

私もパズルは大好きですが、手を出さずに見守っていました。

しかし、今朝、パパが、1つピースを取ってそのまま入った!と嬉しそうに言う姿を見てしまいました。

みんなが寝静まった夜中、最後の片付けをしようとパズルのあるリビングに降りてきましたが、パズルが目に止まります。1つだけでもはめたい誘惑に負け、いくつか試してみました。

しかし、なかなかはまりません。

まだはまっていないピースをそれぞれ、1箇所に合わせてみて2往復するかというところで、スポッとはまりました。

スポッと。はまらなかったのがウソのようです。

1つはまると、もう1つだけと欲が出ます。

もう1つも入りました。

すると隣の空いているピースの形が特徴的に見えてきて、試さざるをえませんでした。

もう一つ、もう一つ、止まりません。

しかし、私は母です。プレゼントをもらった本人ではないので、完成させては絶対にいけません。

そこはもう、週末の布団から無理やり体を起こすのと同じような強い意思でもって、「もう1つ」の思いを断ち切りました。

明日の朝、長女は気づくでしょうか。

勝手に進めて怒るでしょうか。

完成に近づいて喜んでくれるでしょうか。

明日のみぞ知る、です。