何年かぶりに暖簾をくぐってそのお店に1人で入りました。

後で4人になる旨を伝えました。

「どこでもお好きなところにお座り下さい」とおっしゃるので、席についたところ、4つのお水を持ってきてくれました。

そして、

「もうお子様は小学何年生になられましたか?」と聞いて下さいました。

ん!?私と娘達を覚えてくださってる?と思いながら、喜んで小4と小6とお伝えしました。

子ども達と夫と4人そろい、娘達はいつもの“たぬきうどん”と“卵とじうどん”を注文。

すると、「味噌のたぬきがなくなっちゃったからねぇ」と店員さん。

以前、味噌たぬきうどん頼んでたっけ?と私は思いつつも、懐かしそうに声をかけてくださる店員さんに、子どもたちも覚えてもらっていると言う嬉しさを感じているようでした。

ここは安心して入れるお店です。

娘達が保育園児だった頃、ほぼ毎週水曜日に食べに来ている時期がありました。

仕事と2人の保育園お迎えと寝かしつけまでのあれやこれやに参ってしまっている時、それでもどうにかやっていくために毎週水曜夕飯は、「竹家のうどん」と決めていました。

好き嫌いの多い娘2人が、2人とも機嫌良く食べられるのがここ竹家のうどんだけと言っても過言ではない当時。(もしかしたら、今も?)

そして、私も美味しく食べられる場所です。

今夜も美味しくいただきました。

19:00くらいになると、8テーブルほどの店内はいっぱいになります。

ベビーカーに乗った赤ちゃん連れの家族もいらっしゃり、当時の私たちを思い出しました。

きっと、この竹家はお客さんにとって、あたたかいお店です。また来たいです。