去年の夏から金魚を2匹飼っています。夏祭りの金魚掬いで取ってきた金魚です。

2匹とも良く食べますが、よりよく食べる方がずいぶん大きくなり、今では「だいちゃん」と「しょうちゃん」です。

それまでも何匹か金魚救いで取って来ては飼おうとしてきましたが、あまり長続きしませんでした。今度こそはと、水槽の環境も気合を入れて整え、10ヶ月ほど安定していました。

家族4人でしょっちゅう金魚の様子を見ています。トイレ脇の洗面所に水槽を置いているので、トイレに行く時、洗面所で手を洗う時、歯を磨く時と、日に何度も2匹の様子を観察しています。

去る5月18日(金)の夜、私が眠る前に歯を磨きながら水槽を見ると、いつもお腹を空かせ気味の2匹がいるはずが、地面にエサが落ちていました。

翌朝、夫も水槽の底にエサが落ちていること気がつきました。

一晩おいても残っているのはちょっとおかしいなと、改めて金魚を見てみると、2匹とも頭に白いフワフワが付いているではありませんか。

急いでネットで検索すると、頭の白いモコモコも、オグサレ病の治療で使用する薬、グリーンFゴールドで薬浴すると良いそうなので、すぐに準備し2匹の薬浴を開始しました。

一晩たち、2匹とも頭の白いのが随分なくなったように見えます。

ただ、薬浴は5日〜7日とのことで、様子を見ることにしました。

それから数日、翌朝も生きていますようにと願いつつ眠り、朝起きて変わらずいる2匹を見て安心していました。

また、ネット検索で調べたところ、薬浴中は餌を与えない方が良いという意見が多く、エサをやっていませんでした。

ただ、4日目になり、頭の様子も変化なく、ほとんど泳ぎまわらず、いつも口をパクパクさせ、なんだが弱っているように見え、そのままで良いのか心細くなり再度ネット検索。

娘が、ネット検索にて、薬浴中はエサをやらない方が良いという情報を取って来ます。金魚を飼育して10年という飼育歴のある人が言ってるから信用できるのではないかと言います。

ただ私だって子どもの頃から数えればもう金魚飼育歴は10年あると言えるはずです。

飼育歴10年は信頼に足る根拠と言えるのかどうか。

夫は、グリーンFゴールドを出している会社は、薬浴中にエサをやるように書いていると言います。

しかし、別では薬浴中にエサをやると病気がより悪化すると記載があったりします。

何が正解か、分かりません。

でも、私はどうしても金魚達が衰弱しているように見え、我慢しきれず、少しエサをやってしまいました。

その翌朝、「だいちゃん」の頭の白いのが増えた気がします。気のせいでしょうか。悪化してしまったのでしょうか。

とにかく、薬浴初めて1週間経ってしまうので、元の水槽に戻しました。

元気がないような気がします。エサを少しやりましたが、あまり食べないようです。

まぁ、少しずつ、と思っていたところ、今度はしょうちゃんの頬が黒っぽく茶色っぽくなったではありませんか。

娘がネット検索をし、それは病気が治ってくる過程で出るものだという記事を見つけたらしく教えてくれました。

それを聞いただけで、安心してしまいました。

ただ、その情報を信頼して良いのかどうか、全く検証していません。

ここのところ、ずーっと金魚の体調不良が気になっていました。手軽にネット検索で色々見つかるけれど、何が正解かわからない。この方々で良いのか悪いのか分からない。ボディーブローのように心にストレスがかかります。

とにかく今は、2匹の金魚の体調回復を祈るのみです。

それでも、金魚の体調の変化にすぐに気づけたのは良かったと思っています。1日のうちに何度も水槽を見る機会があるので、気づけました。病気には早期発見が一番です。

それでは、この金魚達を見るくらいの回数、子供達の様子をしっかり見ているか、夫の顔をよく見ているかというと、そうではないような気がします。

近くにいるのを感じているだけでなく、毎朝良く顔を見て、表情を見て、全体を見て、ちょっとした変化に気付けるようにせねば、と肝に銘じます。