20代半ばでオーストラリアにワーキングホリデーに行き、ズッキーニ収穫で得た真実の一つ。

『あると思えば見つけられる』ということ。ズッキーニ畑では、人の手のひらサイズより少し大きなズッキーニが適したサイズで、そのサイズのズッキーニを収穫します。

ただ、育ちすぎたズッキーニも茎から切り落とすように言われていました。

収穫はそれぞれが1列ごと担当します。初めて収穫に入る時は、後ろからベテランの方が取りこぼしがないかなど見回ってくれます。

すると、「熟れすぎたズッキーニが取れてないよ!」と注意されました。

とても注意深くズッキーニの実を見て収穫をしているつもりの私はなぜ自分が見落としているのか不思議に思っていました。

再度同じ指摘があり、その熟れすぎたズッキーニを見せてもらうと、私のイメージしていたサイズをはるかに超えた、手のひらから肘まであるような長さの巨大ズッキーニでした。

「そんなのある!?」と驚きつつ「あるはず」という目で畑を見始めたら、あるある。地面の上にでーんとのっていたりしました。

具体的なイメージを持てていなかった時は、探しているつもりでも、ぜんぜん見つけられませんでしたが、実物を見て、アレがあると思って畑を見ると、しっかり見つけられるという体験でした。

最近、このブログのアイキャッチ用には、普段の生活で出会う花の写真を使用することに決めています。そのため、道を歩く時には自然とお花を探して歩きます。すると、綺麗なお花をほぼ毎日見つけられます。

5月はバラも多くありましたが、今からは紫陽花が増えてくるはずなので、楽しみです。

これほど身の回りに、日々綺麗なお花が咲いているとは、写真を撮ると決めなければ気づけなかったはずです。

見つけられてラッキーな気づきでした。