子供の頃に住んでいた家には庭があり、ナスやきゅうり、トマトなどを育てていました。
スイカも育てたことがあります。いちごはプランターで育てていました。
いちごは、黄緑っぽい実からだんだん赤くなり食べ頃を待つのがじれったかったです。
でも、なかなか食べ頃のいちごは取れず、アリに食べられてしまうんですね。
そのため何年かに一度、美味しいいちごが食べられた時はとっても嬉しかったです。
今の家に庭はありません。
それでも、食べられる実がなる木が欲しくて、シンボルツリーにジューンベリーの木を選びました。
大正解だったと思っています。
6月に実がなるベリーなのでジューンベリーというのですが、うちでは毎年5月にたくさん赤い実をつけてくれます。
小さな実に小さい種が5〜6個入っています。そのまま食べて美味しい実もありますが、そこまで味は濃くないので、ジャムにして楽しみます。
実がつきはじめて約1週間程度、毎日取れます。太陽の光を十分浴びて赤を濃くしてツヤツヤな実が食べごろです。
ただ、こちらも食べごろを取るのがなかなか難しく、カメムシやカラス、そのほかの鳥も食べにきます。
彼らに食べられる前に、食べごろをいかに取るか!
それでも、木の高くになっている実は私たちでは手が届きません。高いところの実は「どうぞ美味しい時期に召し上がれ」と穏やかな気持ちでカラスをはじめ、他の鳥さんにもお譲りできます。
取った実で作ったジャムは、たくさん出来ればご近所にお裾分けも出来ます。
ジューンベリーの木のおかげで、ご近所さんと、ご近所の鳥さんや虫さんたちともシェアーできるこの数週間、自然の仲間になれる気がします。