この夏、うちの2匹の金魚はそれぞれ3度薬液治療を乗り越えました。

1度目は原因は不明ですが、気がつくと小さい方の背びれが畳まれています。泳ぎ辛そうです。昨夜までは元気に泳いでいたと思ったので、まだ間に合うでしょうか。急

オグサレ病の一種だと思い、急いで常備しているグリーンFゴールドの薬液に移しました。

数日して、綺麗に尾びれも広げて泳げるようになりました。

ほっと一安心。というのもつかの間。

今度は小さいの大きいの2匹とも、頭のてっぺんに白いコケのようなものがあるでは有りませんか!

色々調べたけれども良く分からず、白雲病か白カビか、対処法も良く分からず祈る思いでグリーンFゴールドの薬液に2匹を移動させました。

5日以上薬液にいました。薬液にいる間はエサはやらない方が良いという意見と、やっても良いという意見と両方ネット検索では見つかり、悩ましいです。

でも、5日も6日もエサをやらないのも心配で。白いものも随分なくなってきたように見えたので、エサをやってみました。

すると、それが原因が分かりませんが大きい方の金魚の頭にまたぶり返してしまったようです。

とりあえず、小さい方だけ元の水槽に戻し様子を見て、大きい方も症状がおさまったように見えた頃、元の水槽に戻しました。

この間、水質悪化が体調不良の原因だと思いエアーを掃除したり対策をしました。

やれやれ、良かったと思えたのもまた数日。

一週間後ぐらいでしたでしょうか。

大きい方に再び頭に白いもの。もうダメじゃないかと思いながら、薬液へ。

今回はエサをやりたい気持ちを必死に抑えて、私も金魚も耐えました。復活したと思われた頃、元の水槽に戻しました。

それからまた数日後、再び2匹の頭に白いもの…。

もうダメだと思いました。

今度は元の水槽のまま、グリーンFゴールドを使用しました。最後かもしれないという思いでした。

2匹一緒なら寂しくないかな、などと勝手に私を慰めたりして。

長い闘病生活の末、2匹は今元気に過ごしています。日々のエサくれアピールが激しいです。

私たちは水槽のソルトも一新し、水換え頻度も増やし(水を半年変えなくて良いというソフトではありますが)、環境保全に努めています。

薬液にいる時は、金魚たちも体調が悪いのでしょう。ほとんど静かにしていますし、エサくれアピールなんてほとんどしていませんでした。

元気になって良かった。

そう思っていたら、先日、大きい方の右目の脇に黒いカビ!?と思いきや、黒い異物が鼻と思われる穴にはまっています。

その顔を見た時、ゾワゾワゾワ〜っと私の足元から頭の先まで悪寒が立ち上ってきました。

異物が詰まっているのを見るのは、私には耐えられません。カビらしきものや、オグサレ病っぽい姿はしっかり見て健康状態を確認しようと思えましたのに、異物はダメです。

なんとかしなきゃと思いますが、凝視できないしどうしようもありません。

何度もピンチを乗り越えてきた大きい方も、これでついにおしまいか!?

その昼も変わらず黒い異物、きっと下の砂(小石)がそのまま詰まっています。

その夜、恐る恐る目を向けると、黒いものはなくなっていました。

良かった良かった!

また毎日元気な顔を見ていられます。

異常と思われる暑い夏もそろそろ終わりに近づきました。金魚2匹もなんとかこの夏を乗り切れそうです。

かんばろうっ。