美容院、クーポンで予約するとカットにシャンプーがついてくるのでそれにしますが、実は「シャンプーいらない。早く帰りたい」とここ3回くらい思っていました。

うっすらとそう思っていても言い出せずにいました。

それが、先日、初めてカットを担当してくれた男性には、言えるタイミングがあり、すんなりと言い出せました。

すっきり。

なぜ言いだせたかというと、いつもと違う人だったから。そして、「本日はカットとシャンプーですね。」とメニューを口に出して言ってもらえたからです。

「予約はそれでしたのですが、本当はシャンプーなくても、良いです。どちらかというと早く終わる方が嬉しいです。」ちょっと失礼かな?と思いながらも自然に伝えられました。

「料金変わりませんけどシャンプーなしにします?」と受け止めてもらいました。

ひとまずその方向で、カットを進行。カット後、「今日は間の髪も切ったので、シャンプーで綺麗に落とした方がその後も落ちてこないですが、どうしましょう?」と声をかけもらいました。

こちらとしては、午前中のシャンプーに価値を見出せず無くても良いと思っていたので、シャンプーをした方が良いことがあるのなら。「それでしたら、お願いします」と、こちらもまた自然な流れで言えました。

他にも、「ブローは家でされていますか?」「したい気持ちはありますが、できていません。」「普段ワックスはつけますか?」「ほぼ(髪切った週ぐらいしか)つけません」
と、私の残念な現状もすんなりとお伝えすることができました。

なぜかちょっと不思議です。この方が構えずに聞いてくれたからでしょうか。何を答えてもすんなり受け止めてもらえてる感じを受けたからでしょうか。ジーンズ生地の粋なエプロンをしていたからでしょうか。それにしても、会話は最小限のため、どこで受け止めてもらえると感じたかというと言語化は難しく、直感とか第六感という印象です…。

ただ、「シャンプーはしたほうが良いですよ」とか、「ブローすると良いですよ」や、「ワックスつけると良いですよ」という返しはありませんでした。そこが私には良かったのかもしれません。

もちろん。いつもシャンプーがいらいないというマインドではなく、ここ1年くらいが「自身の見てくれはどうでも良い」モードなためです。時期によって、シャンプーだって、ブローだって、ワックスだってちゃんとやりたいと思う時期も少なからずあります。

今はちがうだけ。


「お飲み物は何かお飲みになりますか?」「いりません」
「肩はこりますか?」と聞かれ「こります」と伝えたら、念入りにマッサージをしてくださいました。

そういえばシャンプーの時にも頭のマッサージを良くしてくれていました。
早く帰りたいと伝えたつもりだけどな?と、サービスを受けながらもちょっと気になりました。
カットも丁寧にしてもらい、シャンプーもマッサージも丁寧にしてもらい、支払いを終えたら所要時間約50分。とても良い時間にしてもらいました。

大満足です。ありがとうございました。