『確率思考の戦略論ーどうすれば売上は増えるのか』が面白いと聞き、その一つ前の著者『確率思考の戦略論ーUSJでも実証された数学マーケティングの力』と両方を図書館で予約しました。先に、数学マーケティングの力の方が用意いただけたので、読みました。
その中で「人間はデフォルトに従う傾向が強いということ。自分でデフォルトから離れることを避ける、つまり面倒なことや負荷のかかることが嫌なのです。できるだけ意思決定などしたくなくて、独自の判断などしたくないということです。」との文を発見しました。
なるほどなるほど。そう言われればそうかもしれません。
ちょうど、数人が関わっていて、出来れば早く意思決定をしたいものを2つ抱えておりました。
人間はデフォルトから外れるのを嫌がるのであれば、先にデフォルトを提示してしまえば、なんとなくそれを元に決められるのでは?と考えました。
この時、私には普段より余分に気力がありましたので、デフォルト提示のつもりで、2つの案件で提案をしてみました。
1つはすんなりそれで決まりました。
もう1つは少しずつ進みはじめました。
さて、デフォルトをさっさと提示してみることは、私を楽にしてくれるでしょうか。当分の間、「お先にデフォルト提示」の実験をしてみます。