本日は6年生の最後の保護者会でした。普段の保護者会の参加者は半分ぐらいですが、本日は最終回ということもあり、欠席者は数名程度でした。
担任の先生から1年の振りかえりや、卒業式についての話を聞き、最後に保護者から一言、全員が話す機会がありました。
子どもの座席の関係で私がトップバッターだったので、話し終わってから安心してじっくり他のお母さんたちの話を聞けました。それで、皆さんおっしゃるのが、「学校が大好きで」ということです。地域柄、受験した子も半分以上いましたし、その中でも受験のために1カ月2カ月お休みをとる子もいたようですが、当の子どもは休みたくないと、学校へ行きたいと言っていたとお話される方が多くいらっしゃいました。ご両親の仕事の関係で海外旅行に行く話があったのに、学校を休みたくないという理由で行かなかったとおっしゃる方もいらっしゃいました。

そんなに?学校が大好きな子たちばかりのクラスだったのかと。男の子のお母さんも女の子のお母さんも、「先生とクラスの皆のお陰で本当に楽しい小学校生活を送れました」とおっしゃるのです。

確かに、うちの娘も、学校へ行きたくないということはありませんでしたし、いつも楽しそうでしたし、先生が良いという話も聞いていました。うちの子はたまたまそんな風だったのかと思っていましたが、クラスの大半の子がそう思っていたとは、驚きでした。

これは担任の先生に帰するところが大きいでしょうか。

ただ、家に帰り娘にクラスの登校拒否の子の数を聞くと、2人いて、もう1人は来たり来なかったりということです。学校が楽しいという子が大半の中でも、学校に来れない、来ない子もいるのが現実なのですね。それを見ないことにはできないと感じました。

また、印象的だったのは、6年生や高学年になってから転入してきた子のお母さんの話しです。

あるお母さんは「引っ込み思案の子で、仲間に入れてもらえるか心配していたのですが、初日から囲んでもらって、楽しい6年生を過ごすことができました。」という話をされていました。

そういう雰囲気、素晴らしいです。仲間から受け入れられる体験、仲間を受け入れる体験、どちらも体験してほしいです。

今来ていない子たちにも、そういう環境はあるよということは、伝えられると良いと思います。