おそらく2年後に次女が行くことになる最寄りの中学校祭りに、次女と2人で行ってきました。体育館と給食室と武道館と校庭とにスタンプラリーポイントとしてゲームがあります。

まず初めに次女が一番楽しそうと思った大迷路に向かいました。目的地の体育館についてみると、真っ暗です。スタッフ役の中学生の顔も見えないくらい。そのなかで、キーワードを探すというものでした。放送室でしょうか、体育館の上から、おどろおどろしい音が聞こえてきます。キーとかいう音もします。次女は怖いのが嫌いです。大迷路、思ってたのと違ってました。それでもなんとか、クリアできました。

スーパーボールすくいや射的、サッカーボーリング、カジノ等ゲームを楽しみ、スタンプラリーで最後に残ったのがおばけやしきです。でも、小さい子も入っているし、お友達も入っているし、もう小学4年生だし、親の私も入るし、まずは行ってみることにしました。

列に並び、少しずつ順番が近づいてきます。私もおばけやしきは大嫌いです。実はおばけやしきに入った記憶がありません。大学のゼミ仲間で富士急ハイランドへ行った時も、おばけやしきはちょうどメンテナンス中で運営していなかったので胸をなでおろしていました。娘の小学校のおばけやしきは子どもだけが対象でしたので入れませんでした。子どものころはTVで『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』に出てくるゾンビ的なものも怖くてまったく見られませんでした。

しかしですね。さすがにこれは私は大丈夫です。用意してくれたのは中学生ですし。先ほど次女のお友達もお姉さんたちが優しかったと言っていましたし。大丈夫。さあ、順番がきて中に招きいれてもらいました。ちょっとだけ怖い気がしました。でも、先ほどの大迷路より暗くありません。こちらのおばけやしきでは、経路にあるダンボール箱の中に手を入れて中のものを触ったり、ダンボール箱のふたを開けながら出口まで行くというものです。

途中、脅かし役の子が3人いました。見えないところに手を入れるのはドキドキしますね。私は中のものを触れましたよ。でも、次女は触れませんでした。怖がって怖がって、小さな音にも怖がり、ダンボールに手を入れたり、ダンボールのなかをのぞいたり、できませんでした。
出口の手前に最後の手を入れるダンボールと、貞子のように髪を垂らしたお化け女子がいたけれど、次女があんまり怖がっているので、お化けからとっても優しいお姉さんに戻って、「大丈夫だよ、ほら、これ触ってごらん」と、ダンボールから中のものを引っ張りだして触らせてくれました。

優しいお姉さん、ありがとう~!

出口を出てからも次女はずっと怖かった気持ちのままテンションがた落ちです。なんとか一緒にスキップをすることで、少しだけ回復しました。

昔の私もきっと怖がったと思うけれど、40歳も超えた私にはへっちゃらですし、逆にどうしてそんなに次女が怖いと思うのかも、もう想像もできなくなってしまいました。

それが、私にはこわいこと…。