次女は私と違い完璧主義なところがあります。今年もピアノの発表会に出ます。発表会で弾く曲は、大好きなアニメの劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』King Gnu 「TWILIGHT!!!」に決めました。

この曲はピアノ初級でもリズムがとてもとても難しい曲です。私には何度聞いても捉えきれない印象の曲です。

先生もリズムが難しめだけれど、挑戦しましょうと優しく伴奏してくださっています。

今までの経験上、家での練習が大変なことは分かっていました。つい先日も、少し弾き始めただけで、「もうできない。やだ。やらない」と激しく悪態をついてピアノから離れてマンガを読んだりなんだりして、夜も遅くなり皆が寝る時間に1回2回だけ弾いて、やめました。

そして翌日、ピアノのレッスン前に練習してみると、昨日が嘘のように、スムーズに弾けているではないですか。

ほんの少しの練習で上達するのが、私には不思議でなりませんが、今のところ次女はいつもそうなのです。前日に少しでもやれば、翌日はちゃんと上達するのです。もちろん練習しない日があればあっという間に弾けなくなりますけれども。

この「毎日ちょっとやれば上達する」ということを、次女は何度も体験しています。ピアノだけでなく、そろばんでも同じように体験しています。

それなのに、やれば良くなると実感もあるはずなのに、本人は「できない状態」に我慢ならずなかなか練習する気にならないというのです。

どうしたものでしょうか。

とはいえ、私も、次女はやれば上達することを知っていても、悪態をついてすぐに練習をやめる様に直面すると、もう決して弾けるようにはなるまいと絶望感でいっぱいになります。

ここに書いていて分かりました。やはり、知っていることと、感じること、出来ることは別物なのですね。

次女が練習をできないのは、しょうがないのかなぁという気がしてきました。

ただ、先日の次女の悪態&焦り具合は放置はできないと思ったので、ピアノの先生に少しだけ状況をお伝えし、発表会までの練習予定を次女と一緒に組んでもらうお願いをしました。

すると、私の不安も次女の焦りもみんなまるッと受け止めてくれるような声かけをくださいました。

この先生となら次女も大丈夫と、そう思えました。9月の発表会、本人が満足できる演奏ができますように!!