離れてみて、はじめてそこにあった物の価値が分かるというのはあるあるですし、私も何回か経験しています。

数年前までこの職場で働いていて独立した方とお話をする機会があり、その方が、「この会社には素晴らしい人、助けてくれる人が沢山いる。宝に埋もれていると宝物は見えないもの。」と、しみじみと諭してくれました。

また、以前も「離れてみると、ここではどれだけ恵まれていたかが分かる」とおっしゃっていました。この方は、ここでの経験を糧に今はますます活躍されている方なので、きっとそうなのでしょう。

ここは宝にあふれている。客観的に見ればそうなのです。ここの環境を活かしきれていないのであれば、どこへ行っても同じこと、と思われます。そうだとしても、そうだとしても、私は活かしきれていないのが現状です。それはもったいないことです。

また「助けてもらうには、先に助けないとね」ともおっしゃっていました。そ・れ・です。

私の不足していたもの。時短勤務中も、時短解消後も、自身の業務を終えることを最優先にし、その後もできるだけ残業をしないことを優先順位高いまま。異動したら新しい業務になれることを優先し、また異動したので業務を覚えることを優先し、常にアップアップとしていて、他の方を助けるところまで行きついていませんでした。いったい、いつまでこんな心貧乏な生活をしているのでしょう。

かなしいことです。

周りにある宝に向けて自ら手を伸ばし、少しでも多く触れられるようにしていきたいです。