今朝は7時台に通勤電車が15分以上止まりました。対応に長くかかりそうというアナウンスを聞き、別ルートで行くかこのまま待つか判断ししかねているところ、なんとか動き出しました。
動いたのにはホッとしましたし、嬉しいのですが、「動く」というアナウンスと共にホームで待っていた方の一部の人々が乗ってきます。
もういっぱいです。
でも、次の駅につけば先ほど電車をやり過ごした方々が、今度こそはと乗ってきます。
基本的に誰も何も言わないけれど、息を吸って胸がふくらむスペースもなく、浅くしか息が吸えずに苦しいです。片手にまとめて持った重たい荷物が、必死で曲げている指を押し下げてきます。
そしてまた一つ先の駅に着き、新しい空気が入ってくるのが嬉しいのですが、更に人も乗ってこようとします。
乗らなければいけないその気持ちも分かりますが…。
もともと体調が悪くなった方の救護の関係で、電車が止まっていたのですが、更にこの環境で気持ちが悪くなる人が出てきてしまってもおかしくはありません。
それでも、なんとかかんとか終点駅まで何事もなく、我々を運んでくれました。
皆さんそれぞれ辛いでしょうに、誰も何も言わずに、終点まで辿り着けました。
扉が開いで一気に吐き出され、やれやれと一息つきつつ次の乗り換えに流れていきます。
皆様本当にお疲れさまです。
朝から皆さんと共に偉業を成し遂げた気がします。
みなさんの今日一日が良い日となりますように!