キャリアカウンセラー 齋藤めぐみさんのワークショップ、『聴く力』in東京 に
参加してきました!
めぐみさんは、私がGCDFキャリアカウンセラーの資格を目指すきっかけをくださった方です。
同じように参加された方々とペアになって、聴くワークをやってきました。
大事にすることは、まず存在そのものを尊重すること。
そして、聴く前には自分の気持ちを落ち着けて。そして聴いている時にも
その話の内容だけでなく、その話を聴いていて、自分の中でどのような
反応が起きているかということも大切にすること。
初めのワークでは、とにかく相手の話を聴くときに、
相槌や反応をなくして、でも真摯な態度で聴くというもの。
これは、相槌や聴いている人の反応があると、話している人は、
その人の反応につられて話をしてしまうので、本当に自分の話したいと思っていることを
話せなくなってしまうことがあるからというもの。
そして、聴いている人は、話を聴きながら自分の中で何が起きるかを感じること。
このワーク、私にはとても難しかったです
一生懸命話を聴いていると、私の中では感想や考えがぐるぐる回って暴れだし、
反応をしないということがとても難しい。
笑顔になりたくなるし、しかめっつらになりそうだし、質問したくて、意見したくてうずうずしてしまいます。
私は必死にこらえてたつもりなのですが、
振り返りの時に、相槌こそ打っていなかったが、表情に良く出ていたと言われてしまい…。
‘きっと素直な方なんですね’とおっしゃってくださいましたが、駄目ですねー。
ただ、このペアが、難しいペアだったのも事実。
相手の方は、いつも周りの人を楽しませようとしてしまうエンターテイナーであるようで。
やっぱり、私の反応を見て、楽しませようとしてしまっていたかもしれないと…
難しい。
今まで、私は自分の興味から発せられた質問をしてしまうことで、
話手の話したいことからそれてしまうことを、なくすようにしようと意識はしていましたが。
相槌や反応でさえも、話し手を誘導してしまうことになるだなんて、驚きました!
うん。聴くって難しいですね。
2つめのワークはアクティブに聴くこと。質問なども恐れずにするということ。
いくつか気を付ける点はありましたが、
私が意識したことは2つ。
What,When の質問をすること。要約をすること。
話し手の話を深くするのに良い質問は、質問の王様と呼ばれる‘What’‘When’ だそう。
逆に、Whyは場合によっては詰問になりやすいので、あまり使わないほうが良いと。
意識しないと、私 なんで って聞きたくなっちゃうんですよね~。
今回のワークでは、When をかろうじて聞けました。
そして要約、頭の中ではよくわかったきがしたのですが、適当な言葉に表現することが
できませんでした。尻つぼみみたいな。
難しい~。
めぐみさんも、‘聴く’にはスキルよりも、
トレーニングが必要だと。確かに。
その他に、気になったキーワード。
・人の話を聴いていてイラッとしたら、チャンス!自分について何か気づけるかも。
・共感した時は気を付ける。ついつい自分の考えに行ってしまいがち。あくまで相手と自分とは違う人間。
・相手を分かった気にならない。
・どうして泣いてるの? ではなく、何があった?と質問を。
・悩んでいる人の話を聴くときは、‘When’を聴くとよい。
・ほめる時も、主語‘私は’をつける。私は~はすごいと思うよ!
そして、自分の「枠」を知ることが大事だということです。
性格やビリーフの枠、価値観や文化、常識などの枠。
自分の枠を理解して意識することで、他者を自分とは違う人間として
受け止めることができる。
なるほどです。‘枠’については学んでいきたいと思います。
とにかく、この『聴く力』のワーク。とっても面白かったです。為になりました。
日々の生活の中でトレーニングをしていきたいと思います。
まず、姫が泣いていたら、
‘どうして泣いてるの?’ではなく、
‘何があったの?’‘何がほしいの?’‘何が足りないの?’‘何が気持ちよいの?’と
考えていきたいと思います