今夜は本番前ラストの『第九』練習がありました。

まずは男女に別れて、合唱のみで練習です。

「絶対に指揮棒より先に出ないこと。そして指揮棒にフロイデ(喜び)の魂をのせてください。うまい下手ではなく、魂をのせるかのせないかで歌の印象は大きく変わります。」

我々の指導をメインで根気強くしてくださった小津先生からいただいた言葉です。

指揮棒に魂をのせたい。

曽我先生の指揮にてオーケストラとも合わせました。

「もっとエネルギーを使って!声は前に出すのではなくもっと頭の後ろに響かせて」とおっしゃいます。

曽我先生は、力強く指揮棒を振りながら、そして合唱団にも歌い出しをしっかり出来るように合図を送ってくださいながら、ばしばしとピンポイントで各パートに指導をされながら、馬で駆け抜けているような印象です。

本番では、私たちは先生の指揮棒を見て、振り落とされないようしっかり、ついて参ります!