次女が活動しているチアリーディングのクラブは、月謝をある程度しっかり払い、日々のレッスンは、コーチにお任せさせていただいています。
昨年から月謝はぐんと上がりましたし、イベント時のコーチの日当に充てるために、追加の徴収も可能性があるという説明を受けています。でも、それはそれで妥当だと感じます。
長女が始めるバレーボールのクラブは、月謝は格安でコーチはボランティア、日々の運営には保護者の当番が必須です。
こちらはこちらで金額ではないところで負担が大きいです。そして、ボランティアで丁寧に熱心に教えてくださるコーチ陣には感謝しかありません。
今後、東京都の学校の部活動は、地域連携や地域移行を推進していくようです。私が中学生だったころの部活動は、顧問の先生が一手に引き受けてくださっていたので、それは本当に負担が大きかったのだと今になれば分かります。
近年、小学校のPTAは廃止され、ボランティア制になりました。しかし、現状はやるべき業務量が変わらないので、担ってくださると手を挙げてくださった方ばかりへ負担がのしかかっている状況です。
娘達の通う小学校では、おやじの会もとても盛んに活動されていて、子ども達を楽しませてくれます。こちらはボランティアで、いつも人を募集しています。
どの活動も子ども達の健やかな成長に多大に寄与してくださり、とてもありがたいです。
身の回りの活動では、ボランティアに支えられている部分も大きいですが、個人的にはなぜボランティアでなければならないのかと、引っ掛かりを覚えます。
好きなことで人の役に立つのに、お金だけが対価ではないことも分かります。でも、やはり無償の活動に頼る構造にはモヤモヤを感じます。
そうかといって、色々なサポートが全て有料になり、親がお支払いする構造になってしまうのは苦しいので、大きな声では言えないのですが……。
持続可能な運営方式をそれぞれの団体で模索し続けて行ってほしいと、ぼんやり無責任に思います。