今日はちょっと気合いを入れて参加したい会がありました。本日の予想気温は15℃から21℃。最近は毎日お天気の様子が違って寒かったり暑かったりで何を着たら良いかわからない日々です。
しかし、私は気合いを入れたい日に着れる服を選べるほど持っていません。
暑くなるか寒くなるか分からないような微妙な日に着れるものはありません!
そのため、日々の出勤時に着ている没個性的な服と靴を合わせて、つまらない格好で行くしかないかと諦めました。
しかしその上に、祖母が着ていたとというロング丈のニットカーディガンを羽織ることにしました。そのままでは少しも暖かくないからと、母が昔に薄いカーディガンを追加で内側に縫い付けたというものです。紺色と白色の糸で色々な網目模様のある服です。
室内ではそのカーディガンは脱いでしまうので、寂しいのですけれどね。
会が終わりお店を出た時に、トルコのハチミツをビンゴの景品に持って来てくれるような、輸入に携わっている方から、
「それは日本のじゃないでしょう。そんなに模様が複雑な編み物は日本じゃなかなか縫えないよ。」と言われました。
そういうものなの?
そういえば、こちらのニットカーディガン、祖母が着ていた服をもらった、という認識しかありませんでした。
祖母がどんな風に着ていたか、どこで買ったか聞いたことがありませんでした。母が内側にカーディガンを縫い付けたこともあり、タグなども見当たりません。
祖母は他界していますので、もう聞くことはできません。着ている姿を見た覚えはないので、私が生まれる前にこのカーディガンを着ていたのかなぁと思いをはせました。そういえば、これを来た母の若かりし頃の写真は見た覚えがあるような気がします。
もともと好きな服でしたが、若かりし祖母と若かりし母と、友達になれたような感覚を覚えました。
天気が微妙な今日に着て行って、言葉をかけてもらえて、ラッキーな日でした。