大学生の頃、女子大生というワードから連想できるキレイなお姉さんではなく、髪もボサボサジャージで通学する学生でした。

ジャージ好きだったわけではなく、部活動の朝練があったためです。

7時からの朝練に向かうべく朝は始発電車に乗っていました。冬になると最寄駅に向かう時など耳がとても寒くて痛いです。

そこではじめて自分で、とてもカワイイと思った耳当てを購入しました。紫と白の毛糸で交互に波模様の柄です。当時の私はなかなかカワイイには近づかないようにしていたので、自分史上では挑戦で、とてもドキドキしたのを覚えています。

着けると暖かくちょっと乙女に近づいた気持ちになりました。

嬉しかったので当時の、カワイイをあまり身につけない友にも色違いの耳当てをプレゼントしました。

そんな思い出のあった耳当て。実は長時間つけていると耳が痛くなるようになってきたので、もうずっと使っていません。

でも、捨てられずにありました。

この週末、久しぶりにとても良いお天気が続き、布団や座布団等大きなものを干すのに最適な気候でした。

この機会を逃すまじと、せっせとベランダに干し始めたのですが、ふとんばさみが足りません。

しかし、今干したいのです。何か良いものはないかと思いを巡らし、思い当たりました。

耳当てです。

大学時代に購入して捨てられずにいた耳当てを出してきて、布団を挟んでみました。

ピッタリ!

ただの布団も少しだけ可愛くみえます。

ナイスな思いつきでした。