それまで、扉を開けると電気がついているということに、気づいていませんでした。はじめてそれが起こった時、何かがいつもと違うけれど、何が違うか分からないと思いました。
11年目くらいの冷蔵庫です。冷蔵庫の扉をあけると、いつもは電気がついているものです。しかし、先日、冷蔵庫の扉をあけると真っ暗でした。うまく電気が通っていないようです。この暗さを見た瞬間、私の心も瞬時に暗く沈みます。冷蔵庫が稼働していないなら、きっと冷凍庫も稼働していないでしょう。冷凍庫のものはあと何時間持つでしょうか。溶けてしまったものをどうしましょうか。これから数日どうしましょう…と暗い気持ちで、今扉を開けて良いかどうかなど逡巡します。
実はもう、冷蔵庫の扉を開けたら真っ暗というのは今年で3回目です。1回目は6月あたり、まだ真夏の少し手前です。その時は夫がいたので、まずは購入時についてきた説明書を見てもらいます。そして、冷蔵庫のメーカーとエラー表示番号にてネット検索し、対策方法を探し出しその通りにやってみたそうで、無事に冷蔵庫の電気がつきました。冷却も問題なく再開しました。
それから8月あたりです。今は冷蔵庫が壊れたらまずい!という時期でした。これも夫が前回と同じ方法にて電気を上手に通してくれました。なんとかこの夏は乗り越えてほしいと願いながら過ごしてきまして、先日11月です。3度目ですので、もうさすがにダメかもしれないと思いながら、夫の帰りを今か今かと待ちました。帰ってきてすぐに冷蔵庫のいつもの作業に取り組んでもらいました。
椅子を持ってきて冷蔵庫の上のふたをドライバーを使って開け、ほこりを取り払い、ふたを元に戻したりしています。作業の全貌を見ないうちに、また電気がつきました。冷蔵庫は再び動き出しました。本当に助かります。でも、寿命が近づいてきているのは明らかです。
いつも通りに冷蔵庫の扉を開けたら真っ暗だったという時の衝撃は、何度体験しても慣れません。だましだまし使えているうちに、新しい冷蔵庫を購入いたしましょう。テレビも最近つかない時があります。電子レンジはなかなか冷凍品が解凍されませんし。掃除機の吸い込みは明らかに悪いです。お風呂の自動洗浄も汚れが落ちなくなっています。あぁぁぁ。何はともあれ、まずは冷蔵庫から新調いたしましょう。