うちの10歳次女は難しいお年頃のようです。何をするにも文句を言ったり拒否したり、嫌なことがあるとテコでも動きません。

もう、母はお手上げです。父も同じくお手上げです。

家族でお出かけをしようとしていたところ、彼女は、ほんの少し上手く行かないことがあり「もう行かない」となりました。

さぁ、大変です。少しの外出予定でしたら1人家に置いて行けますが、このお出かけはお昼をはさんで夜に帰って来る予定です。それでは1人置いていけません。母が何を言おうと、父がなだめすかしても、「行かない」の一点張り。

ここは最終手段、それまで一言も発せずにお出かけできないことに落胆している姉の投入です。
「いけ!おねえちゃん、もうあなたしか妹を動かせません。なんとしても連れてきてね!」と思いっきりプレッシャーをかけて送りだしました。

向こうの部屋で何やらごにょごにょ姉妹で話をしています。親は待ちます。果たして姉は妹を動かせるか…。

数分後、姉と妹は玄関までやってきました。お姉ちゃん万歳!さすがお姉ちゃん!

とにかくその後、妹のへそを曲げることなく、まずは電車に乗ってしまいましょう、電車に乗ってしまえばもう行くつもりになるでしょうと細心の注意を払いながら駅まで向かいました。

結局遅い時間になってしまいましたが、電車で出発できました。やれやれです。
姉の力はすばらしい、と実感した年末の一日でした。