学年が1つあがり、なぁなぁになっていた音読も仕切り直しで、やってくれるようになりました。

小学5年生のはじめの音読は北原白秋 「ひとつのことば」です。

ひとつのことば

ひとつのことばで けんかして
ひとつのことばで なかなおり
ひとつのことばで 頭が下がり
ひとつのことばで 心が痛む
ひとつのことばで 楽しく笑い
ひとつのことばで 泣かされる
ひとつのことばは それぞれに
ひとつの心を持っている
きれいなことばは きれいな心
やさしいことばは やさしい心
ひとつのことばを 大切に
ひとつのことばを 美しく

何度も聞きたくなりました。何度も音読してもらいたいと思いました。

小学4年生から、やたらと汚いことばや乱暴なことばを話すようになっています。「クソまずい」とか「バカやばい」とか「おかしくね?」などなど。私がその都度注意しても、全く聞き耳を持ちません。

でも、この詩の音読で、何か感じてもらえるではないかと期待が膨らみます。

よくぞこの時期にこの詩の音読の宿題を出してくださいました!

ひとつのことばを 大切に

ひとつのことばを 美しく