先日中学校の授業参観がありました。長女の授業に体育があり、体育では女子は1,000m走、男子は1,500m走をしていました。帰ってきてから1,000m走のタイムを長女に聞かれたこをきっかけに、私が高校の時(陸上部)に書いていた部活ノートを引っ張り出してみました。

朝練のメニュー、夕練のメニュー、身体の調子がどうだったか、どんな気持ちを持っていたか、食事は何か、きっちり記されていました。

もちろん、1,000m走など、各練習のタイムも漏れなく記載されていたので、当時のタイムも確認できました。

かつてのアルバムや日記って、一度手に取るとついつい見てしまいますよね。例に漏れず、ついつい当時の自分の記録が面白く読んでしまいました。

すると、様々な喜怒哀楽が読み取れると同時に、ずいぶんと友達や先生に迷惑かけたりお世話してもらっていたものだと感じました。毎日全力で物事に体当たりしていた様子です。

中でも私自身が驚いたのは、高校3年の授業で桜美林大学助教授の荒木晶子さんの講義「異文化交流入門」を聞いた時の感想です。

「すごく面白かった。日本人は和を重んじる。外国の人は個人の個性を重んじる。外国、個人主義の国へ行きたいと思った。体の中からそう思ったら涙が出てきた。本当に行きたい!個人主義!!」

高校の時にそのような思いを持ったことをすっかり忘れていました。何がそんなに窮屈だったのでしょう。思い出せませんが、実は40歳過ぎた今でも同じ気持ちを持っています。

変わらない…。

変わっていなさすぎると感じました。

三つ子の魂百まで…?

高校生は幼い子ではないですけれども。