長女中学1年生、次女小学5年生、もう家族で来るのは最後かなと思いつつ、品川区にある平和の森公園フィールドアスレチックにやってきました。
1コース40種あります。まぁまぁ混んでて並びますが、それでも小・中学生100円で楽しめる施設、ありがたいです。
水上の種目では、しょっちゅう大笑いが起きています。子どもが水に落ちるとハラハラしますが、大人の男性が水に落ちると周りの大人も子供も大笑い。ご本人の本当の気持ちは分かりかねますが、まぁ、やっちまった的な、もうやぶれかぶれ的な心境かなと、楽しそうにされています。のどかな光景であります。
子ども達はアスレチックを楽しみつつ、大人は基本的には森林浴をしながら一緒にコースを周りながらのお散歩です。
お散歩がてら各種目の名称を今回はじっくりと見てみました。すると、このアスレチックコースは大田区探訪がテーマで、歴史的なものも伝えてくれていると気がつきました。
例えば29番〈丸子の渡し〉の説明はこうです。「丸子の渡しは、旧中原街道の渡船場で江戸時代には将軍の鷹狩りや、参勤交代にも利用され、後には秦野の煙草、大山の薪炭などの搬入路としてにぎわいました。」
私たちに身近な〈洗足池もぐり〉などもあります。大変面白いです。
34番〈秋葉のクロマツ幹まわり〉秋葉神社の小祠に大木の根をゆだねる秋葉のクロマツは樹齢約300年、高さ17m、幹まわり3.9mで都の天然記念物に指定されています。
こちらのクロマツについて、全く知りませんでした。調べてみると、丸子川近くの照善寺(東京都大田区田園調布五丁目30番7号)東側の坂道(馬坂)を北に約200メートル登ると、右手側に大きなマツの老木があるそうです。
35番〈土器まわり〉久が原の台地一帯から発見された土器のイメージのようですが、あるお母さんが、「確かに薄い土器だから火焔土器ではないね。」とコメントされていました。なんと、面白い考察!!
もう何回目かの来訪ですが、今回、このアスレチックの魅力をしみじみと感じることができました。良かった!

