社会人のためのキャリア研修の中で、大谷選手の9×9マスのマンダラチャートの紹介をたびたび聞きます。大谷選手は高校生の頃に「目標達成シート」として書いていて、今の様な大スターになっているというのですから、説得力のあるシートです。
そう思っていたら、どうやら中学1年生の長女が、その「目標達成シート」を配られて記入しているではないですか。学活で配られたそうです。本人は部活動のことを中心してその表を完成させたようです。その様子を見ていた小学5年生の次女も、そのシート私もやったと、道徳の教科書でやったよと言うではありませんか。
大谷選手の目標達成シートが小学校・中学校でも活用されているとはつゆ知らず、少し検索してみますと、2018年から小学5年生の道徳の教科書に掲載されるようになったようです。最初は光村図書出版小学校道徳のトップページ「夢を実現するためには」というタイトルはで起用されたようです。当時の編集長、渋谷恵さんの狙いをインタビューした記事を見つけたので転記します。(THE ANSWER 2022.04.18『連載「人間・大谷翔平の肖像」第1回、光村図書出版・編集長の渋谷さんに狙いを聞く』)
「5年生は高学年になる年で、学校の中でも責任のある学年になります。子どもたちがしっかりし、張り切る学年。雲の上の人かもしれないけれど、大谷さんだってコツコツ努力して今がある。張り切っている5年生の4月最初の教材に持ってくることで『今年1年、こんな目標を持ってみよう』と自分に落として考え、学んでもらうことが狙いです」
すると、もしかしたら中学1年生の長女にとっては2回目の「目標達成シート」かもしれません。書いた内容を見せてもらっていませんが、子ども達が作成しているなら、家族みんなでやってみても面白いかもしれません。
今年の梅雨は長そうですし、週末の家の中でのイベントにできたら良さそうです。

