日々、何が大変かと言えば毎日の食事です。特に平日の夕飯です。どうしても週末に作り置きができなくて、いつも平日帰ってから、宅配してくれるコープの商品を何かをチンして出すことが多くなってしまっていました。
それが、仕事の部署異動による引継ぎの関係で、2週間ほど夕飯の準備がどうにもできない日々が続いてしまい、毎日夕飯を準備するのもストレスだけれども、準備できないのもストレスで、どうにもこうにも夕飯がネックでした。
そのような中、先週末に図書館でタイトルに惹かれた料理本を借りてきました。『プロの料理家17人のおいしいルールと工夫がわかる また、あれ作って!と言われる とっておきごはん』です。私だけが食べるのであればどれもおいしそうですが、数あるメニューの中でも好き嫌いの多い子ども達も、夫も喜んで食べられそうなものをピックアップし、さっそく試してみました。
まずは、うちでは数少ない鉄板の豚肉の鍋、この料理本に書いてある「こぼちゃん鍋」を食べました。豚肉を鍋に入れる前に一度軽く焼くというひと手間が加わります。ちょっと面倒と思いつつその通りにしてみましたら、そのほうが1枚の肉の存在感が増し、美味しく食べられました。子ども達は基本的にお肉しか食べませんのであまり普段と変わりませんが、私は油揚げのおいしさを再発見できたりと楽しく食事ができました。
さぁ、次に平日の夕飯です。「下味冷凍肉」で野菜がとれる作り置きシリーズを試してみました。ここは気合を入れて週末に豚肉、鶏肉、牛肉に味を付けて冷凍しましたので、平日は冷凍されたお肉を野菜や豆腐と一緒に炒めるというものです。これを子ども達が喜んで食べてくれるなら、毎週末頑張るぞと期待していました。ところが。牛肉の日はなんとか2人とも食べましたが、鶏肉の日は食べるのにとても時間がかかり、豚肉の日は残されてしまいました…。
平日の夕飯改善計画がガタガタと音を立てて崩れました。
ただ、ホワイトソースから作るグラタンを週末に次女と一緒に料理できたのは、幸せタイムでした。結局次女はあまり食べませんでしたが…。
今のところまだ「また、あれ作って!」と言われる気配はありませんが、「簡単仕込み」で帰ったらすぐごはんシリーズを試してみたいので、もう少しこの本に期待して試してみますぞ。

