ここ数週間、リビングの中でかけ過ぎた粉チーズのような臭いがする日がありました。

螺旋階段横の棚あたりからしている気がしていましたが、原因を突き止められずにいました。

その頻度がだんどん増えてきて、いよいよ臭いも強くなり、対面の壁辺りも臭いがするようになってきたので、もしかしてエアコンではないかと、昨夜にフィルター掃除を、(夫が)しました。

昨夜はエアコンを止めても暑くないような気候だったので、助かりました。夜は涼しくなってきましたね。

エアコンを止めているとそれほど、臭いがしない気がします。しかし、原因究明に急にやる気になった夫が私の好きな飾りが原因ではないかと言い出しました。

そんなバカな!と恐る恐る鼻を近づけて確認するも、それではないようです。

すると、夫は次は私が大事にしたいと思っている螺旋階段下の観葉植物、ペペロニアフェレットが原因ではないかと言います。

私はそのペペロニアフェレットに近づきました。近づくと鉢の下の水受けに水が溜まっているのが見えました。あぁ、これが原因の可能性が高いと思いましたが、認めたくありません。とりあえず玄関の外に運び出し、意を決して息を吸ってみました。まさに、かけ過ぎ粉チーズの臭いがしました。

異臭の原因は観葉植物のペペロニアフェレットでした。

そして、どうしてそうなってしまったかもすぐに思い当たりました。

毎日暑い日が続く中、何日も水やりを怠ってしまい「こんな猛暑日にしまった!」と気づいてから普段より多めに水やりをしてしまっていたのです。

階段の下に置いてあり、成長した葉っぱが鉢も覆って見えないくらいになっていたので、水受けに水が溜まっていることに気がつけませんでした。

もう何年も、順調にそこで私たちに潤いを与えてくれていたのに。いつもと違い多めに水をやりつつ状態の確認をしていなかったために、悪くしてしまいました。

悲しいです。

でも、まだ観葉植物で良かったと思いました。

気をつけているつもりで、ひとりよがりで大事なところが見えていないこと、普段の生活でもあるのではないかと思います。

ペペロニアフェレットの教訓として、胸に刻みたいと思います。