長女の小学校のお友達が通う都立の中高一貫校の文化祭に、行ってきました。

そこは私の実家が近く、近くを良く歩いていましたが中に入るのは初めてです。

うちの娘達と友達と一緒に到着すると、ゼンマイや配管などがあしらわれたレトロで趣のある門がありました。俄然期待が高まります。受付を終えて中庭的な空間に進むと、各クラスの催し物の看板柱がどどんと目に入ります。校舎には各クラスの垂れ幕もどーんかかっています。どれもまるでドラマで見た大学の文化祭のようです。

娘のお友達は1年A組。まずは久しぶりの再会で喜び合い、それを見届けた私と次女は、長女とは別行動を始めました。

文化祭、面白いです。1年生は皆移動教室で体験行ったところについての展示でしたが、各クラス工夫を凝らしていました。

3年生が各クラス劇をしているようなのですが、どれも開始時間に行けず、残念ながら入れませんでした。

メインアリーナやサブアリーナでも劇や演奏等が目白押しです。次女と2人で次に見に行ける劇を目指してサブアリーナへ!

大変な人気でしたが、うまいことに私たちは一番前の端っこの席を発見し、座ることが出来ました。

タイトルは『ビリギャル』。約60分の上演でしたが感動しました。主演の子が抜群に演技が上手でしたが、その他の役者も、キャラクターも、舞台装置も話の展開もすばらしく、すっかり引き込まれました。クライマックスでは感動の涙まで。

6年生=高校3年生になるとこんなにも完成度の高い作品ができるのかと、彼女彼らが才能の塊に見えました。

今まで、中高一貫校を検討したことがありませんでしたが、中学一年生からこんな先輩方を近くに見ながら過ごせるなんて、得難い環境だと感じました。

もし私が1年生で、この6年生の舞台を見たら、「6年生になったら私もきっとあの舞台に立ちたい!」と思ったことでしょう。

あぁ、いいなぁ、1年生。