アスクルがサイバー攻撃を受けてWEBサイトでの注文ができなくなったため、我々も備品を他で手配しなければならなくなりました。実際にやってみて、アスクルの有り難みが身に沁みて分かりました。
それまでは「備品発注はアスクルで」と決まっていたので、基本的には他を検討することもなく、注文履歴からサクサク発注させてもらっていました。ときには、発注金額が少ない時に送料が発生するのを、煩わしいとさえ思っていました。が、そう思っていた私は大バカ者でした。それらはほんの少し計画的に発注すれば良いだけです。
11月に大きなイベントを控えていて、備品発注を大量にする必要がありました。アスクルでしたら、急ぎ発注も大量発注もOKでしたし、全部ではありませんが、場所指定や時間指定もできました。それが当たり前になっていたので、今回の大量発注は難儀しました。
アスクル以外で発注する場合、気をつけなければならない条件が、販売者がインボイス適格事業者であり請求書や領収証に適格事業番号の記載があることです。そうでないと経費として支払いをしてもらえません。モノタロウやビックカメラやヨドバシカメラは、全てインボイス対応の領収書を発行できるというので、できればこれらから希望商品を見つけたいです。しかし、目的のものを探してみると、アスクルと比べればどれも割高です。そのなかでも、これならばという商品を選択し、注文まで進むと、希望日時までに届かないことが分かったり、日時指定が出来なかったりします。まだ10日もあると思っていましたが、希望の商品は10日以内に届かないものばかりでした。
個人購入時にはとても便利に利用していたAmazonも、社内用品購入のためにすすめてみると、意外に難しいことが分かりました。そもそも販売店によってインボイス対応かどうか違うため、商品選択時に注意が必要です。希望に合致した商品を見つけても大量には注文ができなかったり、日時指定ができなかったりしました。
結局、とにかく数が足りて商品到着日が間に合うもので注文してしまいましたが、はたしてインボイス対応だったかどうか…。
思い起こせば2020年コロナ初期は、フェイスシールドやアクリル板を複数サイトから探して発注したことがありました。この時も色々と思ったことがあったのですがすっかり忘れてしまいました。
日常が続いているときには良いのです。しかし、いざ、何かがあるととたんに物事が難しくなります。ただ、喉元過ぎれば熱さ忘れてしまうので…。
もしもに備えて、在庫を少し多くするとか、事前に複数の方法を検討しておくなど、もしもの準備を意識できればと思います。理想は月に1回、もしもを想定して他の方法を検討したり、試してみたりができたら良いでしょう。
ただ、なかなかできる気がしませんので、「もしもDay」を設定しようと思います。
我が家では当分毎月6日を「もしもDay」といたします。

