今の家を建てた時、木製の外階段と手すり、バルコニーの塗装を自分たちでやりました。費用を抑えるためと、家づくりを楽しむためです。そこでおススメされた塗装がキシラデコール/屋外木部用/油性です。
「ペンキ塗り」と聞くと私の脳裏にはマーク・トウェインの名作「トム・ソーヤの冒険」に出てくるペンキ塗りの場面が浮かびます。罰としておばさんに命じられた白い壁のペンキ塗り、トムは嫌でしたが、友達が歩いてくるのに気が付き、ペンキ塗りがそれは楽しいことのようにふるまい、トムのペンキ塗りの様子を見た友達が持っているものをやるからペンキ塗りをさせてほしいと言い、ペンキ塗りをしてもらうというお話です。私もすっかりトムに騙されてしまい、ペンキ塗りはとても楽しいものという印象を持っています。ぜひやりたいと思っていました。
初回の塗装は、とても楽しかったです。家が完成に近づいていくのはドキドキしました。翌年の屋外の塗装塗り替えもとても楽しかったです。家を大事にしている気持ちになりましたし、娘達も一緒にやりたがり良いイベントになりました。
その次の塗りも、まぁまぁ楽しくできました。
そして今年、階段のひび割れや塗装の剥げているところが目立ってきていて、施工会社の社長さんにも塗り直した方が良いですよとアドバイスをいただき、塗ろう塗ろうと思っていました。しかし、週末お天気の悪い日が続き、娘達のイベント等も続き、なかなか取り掛かれる日を見つけれません。
取り組めないことが気になりつつ半ばあきらめていましたら、なんと今年は夫が一人で塗り直してくれました。私や娘達が外出している時間を利用して、養生テープで塗りたくないところを保護して、ほこりなどを払ってきれいにして、塗料のキシラデコールを十分に撹拌して、綺麗に塗ってくれました。外階段はやバルコニーが生き返ったようにキラキラしています。
外階段は毎日上り下りしますので、その度に、綺麗だと感じ、塗り直してくれたことに感謝の念が湧いてきます。私はもうすっかりトムになった気分ですが、また2・3年後は、家族のイベントとして私も参加してできたら良いです。

