「ねぇ、一緒に鬼ごっこやろうって言って」と小学2年生の女の子に言われました。その子にとってはお姉ちゃん、私たちにとっては娘達の帰りを待っている時間です。待っている後ろには遊ぶスペースがあり、何人かの他の子ども達が鬼ごっこしたり思ったりして遊んでいます。
小2の子は、待つのに飽きてしまい私と2人で鬼ごっこをしたところでした。私がすぐに彼女を捕まえてしまうので?他の子とも遊びたいと思ったようです。
「自分で言ってきなよ。」と促してみましたが、どうしても私に言って欲しいらしいので、お手本を見せるべく、まずはその子達のお母さんに、一緒に子ども達と鬼ごっこをさせてもらいたい旨伝えました。そのお母さんも良い方で、男の子2人に、一緒に鬼ごっこしておいでと伝えてくれましたが、男の子たちが少し戸惑っていたため、まずはお母さんも一緒に鬼ごっこに参加してくれて、めでたく男の子2人とも鬼ごっこをすることができました。束の間の一期一会の鬼ごっこ、一緒に遊べました。その男の子達が帰り、「ねぇ、あの子たちと鬼ごっこしようって言ってきて」と女の子3人を指さして再び依頼されました。「自分で言ってみなよ」と伝えましたが。
大人になってから、何かと悩む時、うまくいかない時、友達に相談したいと思った時に、そういう相談をできる友達がいないことに気がつきます。あぁ、友達の作り方はどうするんだっけ?と思っていた時にヒントを見つけました。
“大人になってから友だちをつくるシンプルな方法として、友だちになりたい人に「友だちになってください」と伝える、それだけだと言います。「ほら、大人になったら『気が合うかもな』と思っても、なかなか伝える機会がないでしょ?だから僕は『友だちになりたいです』とこちらの気持ちだけは伝えるようにしてるんです。返事もいらないし、昨日までと変わらない。以前自分が言ってもらって嬉しかったから、僕も意思表示だけはしておくようにしてるんです」”
“そう、意図もセットで伝えている。しての困惑をできるかぎり少なくするのあが、大人の友だちづくりの礼儀だ。”
『強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の弱さ考』井上慎平著者より。
ちょうど今、私が友達になりたいと思っている人が3人います。職場で会う人1人と、子どもの習い事関係で会う人2人です。
彼女らに、「友達になりたいです」と伝えてみましょうか。それも良いですが、やはりハードルが少し高い気がします。男の子たちを鬼ごっこに誘ったように、まずは何かを一緒にやろうと伝えてみることから、スタートしてみましょうか。

