今もそういう状況の方がいらしたら申し訳ないですが、一度退職した60代女性が、以前のご経験を話をしてくれました。

あるプロジェクトに、リーダー、副リーダーの男性2人が激務に病んで休職するため、その後任として入ったことがあるそうです。管理業務系で受託したプロジェクト案件で、先方の希望をあれもこれも出来ると言って受託したものだったそうで、まったく計画の人員数では手が回らない業務量だったそうです。

その人は毎日夜中の2時3時まで仕事して、会社に泊まる日々が続き、寝られない日が続いて体重も10kgほど減ってしまったとか。そういう環境の時もあったよねと話されます。それで、「私がこんな働き方をしていたら後輩の子たちが離れて行くと思って、上に言ったけど」と、どうにか乗り切ってこられたようです。

つい先日は、別の50代の女性から、1人で、30人1年分の勤怠やら交通費やら経費精算やらの監査資料を、1ヶ月で整えなければならない時があったと聞きました。ほとんど手がかりがないなか、業務日報作成から手をつけたそうです。結局、提出期限を2週間伸ばしてもらい提出できたらしいのですが、半端ない業務量だったと推察できます。それをやり切ったと言うのが信じられないぐらいの仕事量です。

私から少し先輩の女性達の話ですが、私でしたら耐えらません。私は今はベルサッサ(昭和ワードで、定時で帰ること)を目指していますが、それどころではありません。

そういう方々がいらして、今があり、これからに続くと思うと、なにやら胸がもやもやします。

私が20代の頃から指針にしいる、茨城のりこさんの詩『自分の感受性くらい』では「駄目なことの一切を 時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄」という部分があります。そして続いて最後にこちらです。

「自分の感受性ぐらい 自分で守れ ばかものよ」

お2人に敬意を払いつつ、私はできることをやっていきたいです。