昨日に「やる気モード」をOFFにしました。

すると、なかなかモード変換が出来ません。

横になればなるほど、身体全身に疲労がまとわりついてきて、蓄積されていくようです。

そうなる要素は思い当たらないのに、頭痛までしてきました。

輪をかけて動く気力が湧きません。

でも、真ん中に赤い実ののったクッキーを食べたいという気持ちだけが、前向きな要素として燻っています。

私のやる気モードの時でしたら、何かのついでに、代替となる手軽なお菓子を買ってしまうのですが、いかんせんOFFモードな為どうしようもありません。

試しに娘達に、「美味しいクッキーが食べたい」と切々と訴えて買ってきてとお願いしてみましたが、「ムリッ」と一掃されてしまいました。

こんなOFFモードから抜け出すためにも、美味しいクッキーを食べなければならない!と、床から体を引き剥がし、自転車で10分ほど先のケーキ屋を目指しました。

ところが、いかんせんモードがOFFなので、一本違う道を進んでしまい、それを修正するのが億劫でそのまま進んでいたら、やはりぜんぜん違うところに来てしまいました。

「あー。もう戻れない…」と思いながら、マップアプリさんでケーキ屋を検索すると、現在地から徒歩2分のところに、ケーキ屋さんが表示されました。

これはラッキーと、そこへ向かいお店に入ってみたところ、何回かいただいたことのある動物型の可愛いクッキーが棚に並んでいました。

「あの方はこのケーキ屋さんで買ってくれていたのかな」などと思いもよらぬ発見に喜んでいたところ、後ろから誰かに私の名前を呼ばれました。

振り返って目をあげると、いつもお世話になっている方がいらっしゃいました!

赤い三角巾とエプロンをして、とっても可愛らしいお姿で、レジに立っていらっしゃいます。そのケーキ屋さんにピッタリな印象ではないですか。

“たまたま”が重なってお会いできたご縁に、私のモードはルンルンモードに切り替わりました。ルンルンモードはやる気モードに切り替わります。

実際に「外に出れば、何かがある」。これが、私のいつものやる気モードのスイッチであり、やる気エンジンでした。

思い出せて、取り戻せて、良かったです。

不思議なことに頭痛はいつの間にかなくなっていますし、物事にどんどん取り組めそうです。

まずは娘達を誘って、夕飯の準備をいたしましょう。