『お母さんの「敏感期」』を読みました。
イタリアの女性医師で、幼児教育法を確立した、マリア・モンテッソーリの教育法、
モンテッソーリ教育について概要が分かりやすく書いてある本でした。
この敏感期について知ることができて良かったです
モンテッソーリは、
子供を観察するうち月齢、年齢ごとに子供たちの興味の対象がつぎつぎ移り変わる点に着目し、
脳生理学に基づき、さまざまな能力の獲得には、それぞれ最適な時期があると結論付け、
これを「敏感期」と名づけました。
その時に思い出せるように
≪秩序感≫の敏感期…生後数か月から2、3歳がピークで、6歳ごろ消えてしまう。
≪感覚≫の敏感期…3歳~6歳 視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚
≪運動≫の敏感期…3歳~ (7歳)
秩序感というのが一番面白く感じました。
もう姫も始まっている時期のようですが。
秩序というのは、順番や場所、所有物や習慣などについてだそうです。
例えば、大人の都合でいつもと少し違うことをしたときに、
幼児はものすごく駄々をこねたり、とにかくいつもと同じようにすることを要求してきたりするらしいです。
その場合、‘敏感期’を知らないと、
「なんでこんなことに拘るの、わがままな分からず屋ね!」
と怒ってしまいそうなところ、
「あぁ、秩序の敏感期なのね。いつもと違うことをしてしまってごめんね」
と思える可能性があります。 この二つは雲泥の差がありますよね
まぁ、知っていつつもどうしようもない時もあるでしょうけれども
そして、他の敏感期において、その能力を取得する力が大きいのだから、
その時期を逃さずに、子供の能力の獲得を阻害しないように、
手助けできるように、たくさんの体験をさせてあげたいなと思います!!
とにかく子供を自由に、そして良く観ていきたいです