小学4年生、やる気はなかったはずですが、コーチに一言優しく誘われたのをきっかけに、体験に行き、トライアルを受け、チアリーディング選手コースに行くことになりました。

選手コースもメンバー募集中とはいえ、しっかり試験があります。指定の技をビデオで撮って複数人より評価されます。

合否発表を聞きに行った時、コーチから、技などのスキルよりも何よりも、「元気な挨拶と大きな声でのカウントが良かった」と褒められました。

かなり緊張する場面だったと思いますが、しっかり声を出せたのだなぁと思い、帰り道で「しっかり声出せたんだね!」と声をかけると、

「◯◯ちゃん(先に試験に合格した子)から、とにかく大きな声での挨拶と返事をしとけば受かるよ、と教えてもらったの」とのことです。

これを聞き、私は3つ感動を覚えました。

1、的確に合格のためのポイントを教えてくれた友達

2、アドバイス通りに実行できた素直さ

3、「受かりたい」という気持ちを、本当に持っていたこと

合格発表とともに、選手コースのメンバーとしてこれから取り組むべきこと等説明も受けました。

コーチは優しく説明してくれましたが、内容はかなり厳しいもの。自身を律して自己研鑽を積まなければなりません。

『自分に厳しく』

これは中学校陸上部の部室に飾られてあり、練習のたびに皆で唱和していた標語です。

小学4年生。がんばれ!