いつものように上の方に取り付けられた食器戸棚を開けましたら、デザートをのせるサイズのお皿が2枚落ちてきました。
そのうち1枚は見事に足元で割れてしまいました。
あぁぁぁと、嘆きつつ掃除機で床の破片を吸い取っていると、右手から血がむくむく盛り上がって今にも垂れそうになっているではありませんか。
「血だー」と私が言うと、次女はせっせと絆創膏を取りに行き、貼ってくれます。絆創膏は、自分で貼れなくないですが、貼ってもらえると絆創膏以上の癒し効果を得られますね。
そんな次女が大好きなのが、ベルマーク係の作業です。仕分けしたり、同じ点数のマークの数を数えたり、袋に住所等の印を押したりします。小学校で月に1回程度集まりがありますが、そこに参加するのを心待ちにしているようです。
前回私が開催日を間違えて、ない日に向かってしまい、間違いに気がついた時、私はごめんごめんと言いながら、次女にベルマークの会に行きたいとはどうしてか聞いてみました。
「楽しいから」だそうです。あとは、付け足すとしたらということで「学校の役にたつから?」とも言っていました。
「楽しい」と思うことは行動のモチベーションにとって重要なのだと感じます。一番重要なのではないかと感じます。
ベルマーク作業には人手が必要ですが、大人にもこの作業を「楽しい」と感じてもらえればもっと人を集められるのかなぁと思ったり。
絆創膏をはってくれるのも、もちろん次女の優しい気持ちもあり、そして「貼る楽しさ」もあるのだろうなと思います。
少しの間、「楽しい」に注目して人々の行動を観察してみようと思います。

