「何かありました?今日は元気がないように見える」「なんだか心配。とても元気がなさそうだから」と、同僚から声をかけられました。

私としては、残念に思っていることが確かにありますが、外に影響が出るほど落胆しているつもりはありませんでした。

自分では意識していなかったのに、外から元気がなさそうだと声をかけられると、「自分では気づかなかったけど、そんなにダメージを受けていたのか」と思い、だんだん自分が情けなく感じてきて、お腹も痛くなってきて、早退をしようかと思うほど体調が悪くなってしまいました。

気持ちは完全にネガティヴに振れています。

ここ、私にとっては実は悩みどころの1つです。誰かの元気がなさそうに見えた時、それを伝えるかどうか。

「元気がなさそうだけど、大丈夫?」というのは、優しい声かけのように感じますが、元気がないと言われて嬉しくはないのです。

元気がないように見えるとは伝えずに声をかければ良いのでは?と思っています。

少し前、私の前の座席の人の表情に、覇気がないように感じられました。大きな心配事を抱えている状況は知っていました。

それでも、やるべき業務が目の前にありそれを完遂するべく取り組んでいるのも分かっていました。

なんて声をかけるのが良いのかとても悩みました。そして、そのやるべき事には私が手伝えることはないはずなのです。

ここで、「いいよ」と言われることが分かっている状況でも「何か手伝えることはあますか?」とか「手伝えることがあれば言ってください」と声をかけるのが良いのかどうかも悩みました。

色々と悩んではみたものの、結局は普段通り、逆に邪魔しないように、私も私の業務に取り組みつつ、少し軽い話をする程度でした。

もっと、聞いてほしいと思うものなのか。言ってしまった方が楽なのか。その人が何を好むのか、何かある前に確認できていると良かったと思いました。

そのようなことは、親の介護にも通じる悩みかと思います。何かあってからでは確認しにくい事を、まだ元気なうちに確認しておくほうが良いはずです。

袋小路にはまりそうです。

それで、結局体調不良に見られた原因が、翌日に分かりました。その日は、以前購入していた少しオレンジっぽいブラウン系のアイシャドウをつけていたからでした。普段はブラウンをしています。

そして、このオレンジっぽいのを買って使っていなかった理由は、以前それをつけた日に、体調が悪そうだと言われたからでした。

そんなこと、すっかり忘れていました。どれだけ、私に合わない色なのでしょうか。

元気がなさそうに見られた原因が分かって、スッキリしました。