映画『窓際のトットちゃん』を見始めました。まだ途中です。トモエ学園の小林校長先生がトットちゃんのお話をとことん聞いた後に、トットちゃんが気になっていることを伝えた後、校長先生は「君は本当はいい子なんだよ」と伝えてくれました。
それを聞いて私の心は35年前程前に飛んで戻りました。そして聞こえてきたのはピノキオの仙女様の歌です。「ピノキオは、本当は、いい子なんだけ~れど~。どうしてか、どうしてか、そのことを忘れてしまう~」という歌です。ゼペットじいさんと「良い子」になると約束をして、学校へ行こうとしても悪いオオカミとキツネの口車にのって人形一座について来てしまい、ストロンボリ親方に鳥小屋へ監禁されてしまったところを、仙女様が助けに来てくれるところです。仙女様にどうしてここに居るのか尋ねられた時に、ピノキオは喜んでオオカミとキツネに付いてきたはずなのに、「騙されてきた」と嘘をついてしまいます。その時に、仙女様が優しく歌います。「ピノキオは、本当は、いい子なんだけ~れど~。どうしてか、どうしてか、そのことを忘れてしまう~」
私が小学生の頃、どうしても嘘をついてしまう時期がありました。だましてやろうとか、嘘をつこうと思っているわけではないのに、口からすぐに嘘が出て来てしまう時期がありました。その時は自分自身が良く分からず困惑しつつ、嘘をついてしまった後にこの仙女様の優しい歌を自分に歌っていました。「本当は、いい子なんだけ~れど~」と。なぜか嘘をついてしまう時期は、いつの間にか過ぎていましたが、あの時期は何だったのでしょう。今考えても不思議です。
ついでに小学生のころ、どうしても毎日転んでしまう時期がありました。当時は、いつの日か転ばない日がくるのだろうかと真剣に心配していました。こちらもいつの間にか転ばない日々を過ごすようになっていましたけれども。
子どもの頃の成長期、自分自身ではどうにもならないこと、あったなぁと、トットちゃんの映画を見始めて懐かしく思い出しました。