前日の土曜日には、図書館で『四十雀、跳べ!』(林真理子著)を借りてきました。私のマインドを何か変える必要があると感じていて、そのカンフル剤になるようなものを求めて借りてきました。まだ読み始められていません。

翌日、日曜日には、終日家族で東京メトロの謎解き「メトロタイムゲーム光の柱」の2日目に出かけました。

謎解きの目的地の一つ、築地本願寺へも足を踏み入れ、初めて寺院の近くに行きました。

入り口の両脇には羽のある獅子が鎮座しています。階段を上がって中に入ると、階段付近にゾウや鳥の像があり、異国情緒を思わせます。後で調べてみますと、インド様式の仏教建築のようです。

本堂も荘厳な雰囲気の空間でした。

入り口付近に冊子なども複数置いてあり、そのうちの1冊『TSUKIJI築地本願寺新報202507』をいただいてきました。

次の目的地に向けてメトロに乗っている間に冊子をパラパラ開いてみると、「仏教が示してきた生きづらさを乗り越える道」というタイトルが目に止まりました。眠れない夜に効く、仏さまの話シリーズのようです。

前回のテーマが「生きづらさはどこから?」で、今回は「心の豊かさを感じる人間にはどうしたらなれるのか」がテーマだそうです。

私が求めているものがここにあるかも?と思いながら読み進めて出会いました。「心の豊かさとは、そもそもの事実を受け入れることから始まる」そして、事実を受け入れることができたなら、そこから違った見方、考え方に出会うことができるようになるといいます。たとえば、「夏は暑い、冬は寒い」という事実を受け入れているからそこ、夏は涼を楽しみ、冬は暖を楽しむような過ごし方ができるのではないでしょうかと、語られています。

私は今の状況を受け入れているか?自問しています。否です。思いと違う、希望と違うという意識がまだ無くせていませんでした。

周りにある色々な状況を、まずは受け入れるところから、マインドチェンジできる気がします。きっと、最も今取り組みやすいステップを提示してもらったと感じました。

求めるものには、与えられる。普段、仏教に馴染みはありませんでしたが、等しく私にも手を差し伸べてもらえたように感じます。

まず、現状をまるごと受け入れることから初めてみたいと思います。