小さい頃『アニー』を観て、エンディングで「きみと、きみときみと、また会〜おう〜」と演者が満遍なく全体を指差す間に、私も指をさされた気がしてドキドキしたのをずっと覚えています。
また、同じく小さな頃に観た『ピーターパン』の舞台も好きでした。
出産前、1人で楽しむ最後とイベントとして、劇団四季の『ウィキッド ふたりの魔女』を観に行きました。いつかこのお腹の子と一緒に舞台を楽しめる日が来るのを楽しみにしていました。
それから10数年たち、『美女と野獣』『アナと雪の女王』を観ました。どうやらうちの娘達は舞台はそれほど響かないようです。
でも魔法が目の前で起こるような場面の多いハリー・ポッターなら、きっと楽しめるはずと思い、今回も行ってきました!
確かに、舞台の上でパッと物が出てきたり、返信したり、現れたり消えたり、不思議で面白い場面はたくさんありました。
娘達もそれらはすごいと思って観ていたようです。でも、ハリー・ポッターのストーリー自体を知らない娘達には、死の秘法からの19年後の話を観ても、登場人物の関係性とか、過去の重要なポイントとか、分からなかっただろうと思われます。
私は私で、まさか父と息子の関係が主要テーマのストーリーと思っていなかったので、期待通りに受け入れられませんでした。
んんん。
今、家族4人で楽しめるのはボードゲームかなと思います。

